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【屋根の大きな壷が目印/稲福の泡盛市場】
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▼おまけの沖縄情報
【ぜんざいってどんなもの?】
「ぜんざい」というと、みなさまはどのようなものを想像しますか?
私が想像するのは、小豆を甘く煮て、その中にお餅や白玉団子を入れたものです。
西と東で若干の違いはありますが、本土の方はおそらくだいたいの方が私と同じようなものを想像なさるのではないでしょうか。
ところが、沖縄のぜんざいは全く違うものをさします。
金時豆や小豆をシロップや黒糖で煮たものの上にカキ氷をのせたものがぜんざいと呼ばれます。
ほどよい甘さと冷たいカキ氷が絶妙な味です。
本土のカキ氷のように、トッピングも味も色々あります。
ぜんざいの語源は主に2説あります。
1つは仏教用語の「善哉(ぜんざい、よきかなとも読みます)」にちなんだもの。
あまりの美味しさに「善哉(仏が弟子をほめる時に使う言葉)」と叫んだとする説です。
もう1つは出雲地方の「神在(じんざい)もち」に起因したという説。
出雲地方では10月に全国から神様が集まるとされ、この月を「神在月(かみありづき)」と呼びます。出雲大社と佐太神社で「神在祭」と呼ばれる行事が行われますが、このときに佐太神社で振る舞われたのが「神在もち」で、これがなまって「ぜんざい」となったという説です。
ぜひ本土のぜんざいと食べ比べてみて下さい。